今日は徐々に天気が崩れ、夕方には雨を予報していた。
雲の動きは早く風も強くなり、先日剪定した柿の木の葉が散り始めた。
池には落葉が大量に入ってきているので、網ですくい取っておく。
母屋から見る裏山は、この風雨で落葉が進むだろう。
裏山からの裾は、谷から扇状地状に広がっており30数年前に基盤整備をして畑状態になっている
谷の奥部にはため池があり、20数年前には毎年数匹の錦鯉を放流したり、門坂へパイプを引いて冬季の融雪水に使っていたが、3年前位から水漏れで貯水できなくなった。
今日は土手の草刈りをしたが、3年前までは放牧していた牛がきれいに草を食べて野芝になっていたが、今はワラビが繁茂している。
水は僅かに溜まっており、春先にはモリアオガエルがこの上で産卵している。
子供の頃には、このため池の水で母屋の間に数枚の田圃の記憶が残っている。
減反政策で畑にしていたが、水路や道が不便で時々父が耕運機を転倒させたりしていたので、基盤整備で水路と道と畑を整備し、父は小豆、大豆など自給用の野菜や加工品の材料を栽培していた。
3年前までは友人の酪農家から、春先に子牛を2~3頭借りて放牧し秋に返していたが、今は草刈りかトラクターで耕起して管理している・・・が。
裏山の裾は、祖父が栗を植え
栗は出荷もしていたようだ。
100年ほど前の祖父が10歳の時に、地主の斡旋で隣町から移住してきたと聞いた。
元の場所は現在国道筋ではあるが、山の谷間で狭隘な場所で耕地は僅かな場所だ。
100年前にこの地に来たときは、4代前の祖父が主で移住したようだが、当時どれほど開かれた希望の土地と感じただろうと推測できる。
が、今はこの土地をどうするか・・・?
どこまで山に戻すか?
思案中でもあるが、行動に起こすタイムリミットも僅かになってきた。