”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

長い間ありがとう

先日16日の未明3:00過ぎに介護施設から電話があり、94歳の叔父が亡くなったと連絡があった。

父の弟で後継者がいないので、甥の私が事後対応をした。

 

一緒に施設にいる義叔母は90歳だが、しっかりしていて叔母を補佐する形で葬儀まで無事に終えることが出来た。

近所の叔父宅は無住になっている。

叔父は戦時中に海軍で一時県外に出たようだが、人生のほとんどをこの地で暮らしていた。

そうした叔父なので、私が第一回目の四国遍路の際「八十八か寺の御朱印」を押した白衣を掛けて見送った。

 

義叔母と自給自足を基本に生活していて、金銭的には恵まれなかったかもしれないが、自給食材を中心に「豊かな自給生活」に見えた。

 

叔父を見送る「納棺」「出棺」「火葬」時に、70数年一緒に暮らした叔母の

「長い間ありがとう」

の言葉には感動した。