”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

火事場泥棒

今朝午前中友人が久し振りに来て、先日の市内でのコロナ陽性者発生や稲の生育管理などコーヒーを飲みながら雑談をした。

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その話題の中で、今朝の新聞で日本の財政悪化で対応を促す社説が掲載されていたが、当地の様な山間地でも「コロナ禍」に乗じた国費無駄遣い補助金があるらしい。

農水省はこれまで「法人化による規模拡大」政策で補助金をバラまいていたが、それにより零細小規模農家が減少し農村地域が崩壊しているため、今度は小規模農家群への補助金を出すらしい。

政策変更が何の検証もされず、官僚の裁量で自在に動いている様だ。

 

それによると友人は地区で小農家の集まりの世話役していて、今年コンバインを購入予定していたら、今回のコロナ対策でコンバイン購入補助金が対象になりそうとJAが取りまとめて申請したと言っていた。

 

「コロナ対策とコンバイン購入」にどんな関連があるのだろうか?

 

何れにしても「補正予算の省庁分捕り合戦」の戦果のような火事場泥棒に見える。

 

政官業がお互いの顔立で国の予算が食い物にされていて、誰も責任を取らない構図がまん延している事は何となく推測できるが、戦中の日本経済が破滅した同じ道に突き進んでいる様だ。

 

こんな山間地にいても実感できるくらいだから、日本国中では莫大な無駄がまん延している事だろう。

誰がこれを止めるか? 世界の最貧国になって気が付くのか?

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山間地の小国民は、目の前の草刈りだ。

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補助金なしの自前の機械で草刈りだ。

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この法面は市道なので、都市部では行政が管理しているかもしれないが、山間地に住む者は個人が草刈りしている。

今日は曇っていたが、息するのも苦しいような湿気の多い日だった。

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田圃の稲は花盛りだ。