昨夜から一気に気温が下がり、今朝は思わず「寒む!」
先日近くの営農組合に米の色選を頼んでおいたら「出来た」と連絡があり取りに行った。
この建物は30年位前に木材加工施設として、国の補助金で出来た物だが殆ど稼働せず、数年前から近くの自治会が営農組合を立ちあげて、米の乾燥調製施設として使っている。
パレット毎積んで運搬し
そのままパレットを返しに行った。
建物中は以前は色々な物があったが、現在は米の収穫機械が整然と並べられている
機械には全て補助事業のレベルが張られている。
このコンバインも新車の様で補助事業のラベルが貼ってある。
この他にもコンバインがあり大型トラクターもあり価格は一機一千万を超えると聞く。ドローンもある様で、貼ってあるラベルには「営農組合支援○○〇事業」などと、少しづつ項目を変えて事業名が記してある。
ここ十数年前から「営農組合」や「法人化」組織が、あたかも農業を蘇らせるが如く叫ばれ、やたら補助金で誘導する政策が続けられてきた。
この営農組合も、圃場整備を負担金無しで整備中だが、運営面での機械やハウス等
はありとあらゆる整備が補助金で急速に整備されてきている。
これらは全額補助金ではないので、購入残金は借入金で購入しているが、僅か20~30ha余りの水田農業で採算と償還は? 気になる。
農業補助金スパイラルに陥らないか? 心配だ。(大きなお世話か?)
我が個人経営は、昨日までの台風、強雨で倒伏を心配した稲は、何とか持ちこたえている。
乾燥機が小さいので明日自家米の1/3を刈りながら、採種水稲の刈取りに来てくれるのを待つことになる。