”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

山間地の行く末は??

最近一気に秋が深まった気がする。

午前中は先日亡くなった叔父の納骨などで、叔母の実家に来てもらって相談した。

叔母の意向は、生前に叔父が「自宅近くに埋葬して欲しい」と話したと言っているので、四十九日を期限に意向に沿って埋葬する準備をすることにした。

午後は今年最後の草刈りが残っている自宅前の市道の草刈りをする。

草刈りを始めた頃に、庭師さんが暴風木の檜の剪定に高所作業車でやって来てくれた。

一昨年までは脚立でやっていたが、作業効率と高所作業車のオペレーターとの都合が昨年から出来て、この時期に剪定に来てくれている。

臨家は田圃の耕起をしている。

この光景の山間地農業は風前の灯だ。

葬儀依頼で近隣の町にも行くが、ここ数年で一気に耕作放棄地が拡大している。

これまで家族で繋いでいた稲を中心にいて営んでいた山間地農業は、採算性、効率

稲作に対する意義・・・

何をとっても魅力も経済性も見いだせないので、後継者がいなくなった。

 

コロナ前は、何か「未曾有の事態が起きれて、世の中の考え方が変われば・・・」

とか淡い期待を持っていた。

そこに思いもつかない「コロナ禍」のパンデミックが発生して、三年が過ぎたが事態は一層悪化しているように感じる。

 

一方では我々には意味すら理解できない「ハロウィン」なる物に、死者出るほど集中しているのに・・・・・。

夕日に映る裏山の紅葉は、一層美しくなってきた。