”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

農村の急激な衰退

今日も曇天で湿度が高い。

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午前中は来訪者があり、それぞれコーヒーを飲みながらの雑談した。

この山間地ではコロナの直接影響はないが、飲食消費の減少で米消費が減りJAが購入価格を大幅に下げたので、JA以外の取引業者も一斉に値下げを通知してきた・・

との話題だった。

今回のコロナ禍を切っ掛けに、徐々に進行していた農村の崩壊が一気に進む気配を感じる。

今回のコメ価格の引き下げは、何とか持ちこたえていた「米を作る責任感?」のような拠り所を失うことだ。

 

近年「営農組合」=「社会主義」のような組織設立をひたすら進めてきた農政で、米生産者に退場を促し、その結果管理の水田の管理手抜きが増え、結果としてヒエが目立つようになってきた。

この田んぼの生産者も、昨年までは殆ど無かったのに・・・・・・

 

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午後から、コシヒカリの稲刈りを始めた。

最初に採種水稲の契約調整で、手間のかかる三角部を食用米としている場所を刈る

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三角部で1aだが、兎に角手間がかかる

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コンバインが回るようになるまで、1時間半もかかり

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結局1aを刈るため2時間もかかった。

こうしておくと採種水稲の稲刈りはスムーズに作業が出来る。

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先週モチコメを刈って、残りのコシヒカリを刈る。

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天気は今にも雨が降りそうだったが、何とか降らないうちに終わった。

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水分は23.9%で、先週の30%超えと比べると随分低く感じるほどだった。