”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

数珠まわしと四国遍路

今日の午前中は隣近所13軒組の恒例行事の数珠回しだ。

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仏像があり

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桐の木で作った数珠がセットだ。

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この数珠は平成3年に新調したものだが、財源は当時の「ふるさと創生」交付

金で作り、私が組長で段取りしたが当時の長老格の皆さんが結構楽しそうに原

材料の木を提供してくれて、全員で数珠を削って細工して出来た思い出があ

る。

バラマキと批判された「ふるさと創生」だが、あの当時は希望があり楽しかっ

たし地域に活気があった。

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当時の長老格の皆さんの年齢に私達が達しており、数珠回しは祖母達の冬季の

お茶飲み行事だったが、今は私達自らがプレーヤーになっている。

今は毎年の行事だから・・・と、頭夜を持ち回りで義務的にやっているが、若

干負担に感じる話がチラホラ・・・と。

当地区も1軒は空き家、1軒は90歳夫婦で参加できなくなってきたが、只、この

近辺で数珠回しをやっているのは、私達の地区だけでもある・・・

 

今日の頭夜で数珠回しが終わって懇談していたら、この数珠の格納庫に起源に

なる札があり

「明治44年四国88ケ寺の15番札所国分寺へ地区の2人が参拝して始め

た」と記してあり、2人の名前も記してあると話題に。

四国遍路と聞くと何か縁を感じるので、私も確認に行こうとしたが急用が出来

後日にした。

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夕方母の実家へ行ったら、手作りこんにゃくを貰った。

母の実家は母の子供の頃「こんにゃく」を作って売っていたらしので、母も毎

年こんにゃくを栽培し冬になると加工していた。

実家は現在も栽培し加工していて毎年頂いている。

有難い。