今日は早朝から忙しい日程だった。
7:00から地元の神社で「祈年祭」
我々が子供の頃に当地区で「赤痢」が流行し、その祈念で毎年この時期に行っているら
しい・・・。
私達の世代で正式にこの謂れを知っている者がいなくなり「らしい」で続けているが。
皆さんの集まりは早く、6:30にはほぼ全員集まっている。
神主の祝詞とお祓いを受けて、お神酒を頂き獅子頭で頭を噛んでもらって終了だ。
私達が子供の頃は地区内を一軒々々歩いて、その家族全員の頭を差し出していて、子供
はその後を付いて地区内を練り歩いた記憶がある。
あんな時代が良かったかな~・・・・?とか感じる。
7:30に帰ると葬儀事務で役所への届出依頼があり急遽仕上げて次の作業に。
8:30からは自治会内を流れている河川の草刈りだ。
3地区に分かれて1.5Km位の河川敷の草を刈るが、葦は背丈を超えており皆ひたすら
刈払い機を振りながらの作業だった。
今日は例年と比べて気温が低く熱中症を心配する程の事は無かった。
草を刈っていると道路の石垣に「野イチゴ」が!。
子供の頃学校からの帰り道で採って食べながら帰った日々も思い出しながらの作業だっ
た。
ひたすら人海戦術だ。
昔は田圃や畑に隣接する道路や河川は、その所有者の人の管轄で綺麗に草を刈って管理
されていたが、今は所有地だけで皆手一杯だ。
最も当時は各家庭で牛を飼育していて、その餌にもなるからの事だった様に思われる。
午後からは県道の草刈りだ。
春先から鮮やかに咲き揃っていた花も一緒に刈った。
河川と県道の間は旧県道と県道残地があり、大きな未利用土地になり当時は桜を植えた
が、一度も花見をした事もなく桜の木だけが大きくなってきた。
この土地の草刈りも人海戦術での作業だ。
終わってみると綺麗だが・・・。
休憩時間と終わった時には缶ビールを飲むが、皆一様に「えらい(辛い)・・!」
何せ全員1年づつ年齢を重ねての嘆きだ・・