”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

飲用水源施設

盆提灯などを片付けて墓参りをして送り盆の行事を

終え、ふと池を見たらの飲用水槽からの余水が減って

いる。

f:id:asmane:20170816191201j:plain

自宅から100m位奥で、谷水の伏流水が出ている

場所を水源にして、水を引き込み沈殿槽、濾過槽

貯水槽を設置して飲用水を確保している。

f:id:asmane:20170816191334j:plain

40年前位から色々な資材や水槽が求めやすくなり

数回の改良を加えて、10年前位に納得できる施設

になった。

f:id:asmane:20170816192005j:plain

伏流水が表面に出て来た場所にコンクリートの止水

壁を設置し、本流の脇にブロックで仕切ってネトロ

ンパイプで水を引き込む。

このネトロンパイプが徐々に泥で埋まるので、大水が

出た後などにたまに掃除する。

f:id:asmane:20170816192558j:plain

当初は建築ブロックで止水壁を作っていたが、沢カニが

掘って濾水するので、コンクリートの止水壁にしたが、

沢カニがいる位なので水質は保証出来る。

ついでに沈殿槽も掃除した。

f:id:asmane:20170816193050j:plain

中に入れて流速を抑えているろ材の泥を洗い

流した。

f:id:asmane:20170816193304j:plain

濾過槽も点検したが良好な状況だ。

f:id:asmane:20170816193444j:plain

貯水槽も良好で約1トン貯水出来これが自宅の飲用水用だ。

f:id:asmane:20170816193814j:plain

この余水を10年前まで飲用にしていた貯水槽を雑用水

に使うよう配管替えして、放牧牛への飲用水やハウスの

潅水など雑用水に使っている。

家までの標高差を使った自然流下圧で屋根の温水器にも

支障ない水圧が確保されている。

f:id:asmane:20170816194242j:plain

ここからの余水が池に来ていて、この水量が谷から水槽

に来ているかどうかの確認出来るアナログな検針装置だ。

f:id:asmane:20170816194841j:plain

掃除したので真ん中の竹から出ている飲用水の余水も増

えた。

メンテナンスフリーで私の自慢の飲用水と施設だ。

 

当地区も簡易水道は普及しており、私も止水弁までは設

置しているが給水はしていない。

この時期集会所などは簡易水道の水だが、蛇口から出た

水は殆どお湯に近く感じてびっくりしたが、原因は水源

から全て舗装道路の下を配管されている為だ。

これでは殺菌してな~と妙に納得した。

 

私は道の下30Cmに埋設して引いているが、自然の草が

生えているのでこの時期でも水は冷たい。

水は冷たい物と思っていたが・・・・。