盆提灯などを片付けて墓参りをして送り盆の行事を
終え、ふと池を見たらの飲用水槽からの余水が減って
いる。
自宅から100m位奥で、谷水の伏流水が出ている
場所を水源にして、水を引き込み沈殿槽、濾過槽
貯水槽を設置して飲用水を確保している。
40年前位から色々な資材や水槽が求めやすくなり
数回の改良を加えて、10年前位に納得できる施設
になった。
伏流水が表面に出て来た場所にコンクリートの止水
壁を設置し、本流の脇にブロックで仕切ってネトロ
ンパイプで水を引き込む。
このネトロンパイプが徐々に泥で埋まるので、大水が
出た後などにたまに掃除する。
当初は建築ブロックで止水壁を作っていたが、沢カニが
掘って濾水するので、コンクリートの止水壁にしたが、
沢カニがいる位なので水質は保証出来る。
ついでに沈殿槽も掃除した。
中に入れて流速を抑えているろ材の泥を洗い
流した。
濾過槽も点検したが良好な状況だ。
貯水槽も良好で約1トン貯水出来これが自宅の飲用水用だ。
この余水を10年前まで飲用にしていた貯水槽を雑用水
に使うよう配管替えして、放牧牛への飲用水やハウスの
潅水など雑用水に使っている。
家までの標高差を使った自然流下圧で屋根の温水器にも
支障ない水圧が確保されている。
ここからの余水が池に来ていて、この水量が谷から水槽
に来ているかどうかの確認出来るアナログな検針装置だ。
掃除したので真ん中の竹から出ている飲用水の余水も増
えた。
メンテナンスフリーで私の自慢の飲用水と施設だ。
当地区も簡易水道は普及しており、私も止水弁までは設
置しているが給水はしていない。
この時期集会所などは簡易水道の水だが、蛇口から出た
水は殆どお湯に近く感じてびっくりしたが、原因は水源
から全て舗装道路の下を配管されている為だ。
これでは殺菌してな~と妙に納得した。
私は道の下30Cmに埋設して引いているが、自然の草が
生えているのでこの時期でも水は冷たい。
水は冷たい物と思っていたが・・・・。