今日は10年前に亡くなった母の命日だ。
墓参して墓も冬季を迎える仕様にする区切りの日だ。
10年前の母は、前日に膝の人工関節の更新手術を受け、無事に終わって
「また明日来るから」、「忙しいし寒くなるから、毎日来なくても良いから・・・」とかの会話を交わして帰り、日が変わった頃深夜病院からの電話で「意識が無いので至急来院を!」
病院に行った時に蘇生措置は続いていたが・・・・・・。
亡くなる4年前には、病院でパンを喉に詰まらせて窒息したが、近くに居合わせた医師が気管切開して救命してくれた。
が、その後肺炎になり、医師から「生存の確率は50%」
生きるかどうかの一進一退を、弟と交互に夜間付き添いした不安と恐怖。
奇跡的に生き返ったが、2か月に人工呼吸器を外すと
「口から食べられない!」との宣告を受けた。
母は気丈に「良いから・・・」と言っていたが、何とかしてやりたい。
そんな時、退職した先輩に偶然会い「現代医学で回復しない症状に対する治療」があり、関東に「初診料4千円」「診察治療費3千円」の治療院を紹介された。
自らも時折受診していると・・・
一見????だが、信頼していた方でもあり「藁をも掴む!」思いで、叔母夫婦が賛同して同行してくれて!!
その治療の効果ばかりではないだろうが、半年で「胃ろうが外せた!!!」
これは奇跡か!! とまで思った。
以後3年間で6回治療に行ったが、殆ど旅行で数回叔父や叔母も同行して、
「皇居」「靖国神社」「浅草」「箱根」・・・・を訪れ、
♬「東京だよおっかさん」♪だった。
いつも朗らかで、友人が来ると直ぐにお茶の用意をして振舞ってくれ、友人、知人は今でも懐かしく話してくれる誇らしい母だった。
そんなことを思いながら墓参した。
ついでに昨日イノシシが侵入した場所を見るが・・・・
昨夜は入っていない?? だろう!!
昨日侵入していた場所からの新しい足跡は無い・・・・ハズだ。
臨家が「田際の木が大きくなって困っている」と春先に行っていたので、「炭焼きの材料に貰えないか?」
二つ返事で了解してくれた。
友人と明日から伐採予定しているので、現地を立会して境界や枝の始末方法を話し合った。