先日、飛び込みでセールスの方の来訪があった。
屋根の太陽光パネルを見ての訪問だったが、
このセールスの方の説明では、電話などで
「発電購入価格が下がる」と不安を煽り、
話を聞く事の承諾を取りつけて、県外からの業者が説明に来た時には既に蓄電池を持って来ていて、強引に設置し高額な金額を請求されていると。
このセールスの方は県内業者で、その地元業者が設置したお宅も昼間在宅の高齢者の方が被害に会い、相談があるので注意喚起を合わせて訪問しているとの事だった。
私は太陽光発電は15年前に設置していて、10年前に購入単価が一気に上がる前からの経過を知っているので、それなりの知識は持っているつもりだ。
チラシを見る限りは同じ内容だが・・・・・
新聞の記事によれば、蓄電池は数百万円しているらしく、数年前は国からの補助金も僅かあった様に記憶しているが、とても昼に余った電気や夜間の安い電気で蓄電してペイ出来るとは思えない。
私の自宅の固定電話にも、時々この手のセールス電話がかかってくる。
「お宅の電気代が安くなる!」
と切り出してくる。
暇なときは徹底的に聞くが、
何せ、私は月の電気代は平均して「3,500円」余である。
これがどうして安くなるのか?
コールセンターからの電話だろうが、徹底的に聞いて あ・げ・る!。
Q.「風呂の給湯機は何か?」 A.「太陽熱温水器と薪を使っている」
Q「???」「台所は?」 A.「ガスを使っている」
Q.「ガス代は?」 A.「3,500円程度」
Q.「それをオール電化にして、電気に一本化して・・・」
A.「大きなお世話」
夏の時期の電話では
Q.「エアコンの電気代が下がる?」
A.「周りが緑でエアコンは必要ないので無し。」
冬季は
Q.「暖房は何を使っているか?」 A.「薪ストーブと炭こたつだ!」
と答える。
電話の向こうでは想定しない返答するので、戸惑ってしどろもどろになってくるが、私は全て事実を正直に答えている。
最後は電話をかけてきていて、一方的に切る業者もいる。
「嫌な相手に電話した!」
と思っているかもしれないが、どうせ「騙す目的で電話をしているでしょ!」と思っているので、詐欺電話の逆襲と思って対応している。
それにしても売電額が同じ3月で比較して、ほぼ同じ発電量の277KWh程度が
昨年は「13,248円」が、今年は「1,980円」だ。
太陽光発電は、この時期から梅雨までが最も発電量が多いのに・・・。
一方原発事故には途方もない金をつぎ込みそれでも終息できなく、新たな負担を4月から一般家庭の電気料金に上乗せするらしい。
ちなみに10年前までは、@27円位だった。
この価格の時は未だ売電価格が上回っていたので、得した気分だったが。
再生エネルギーの価値としては、この程度の水準は維持して欲しいし、価値はあると思うけどな~