”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

迫る限界集落

今日は葬儀依頼で、私も受付を頼まれて出かける。

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会場はかつての小学校の分校で自治会集会所として使っている木造建物だ。

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外観は趣があり、コンクリート建築にはない温かみがある。

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廊下も当時の児童の賑やかな声が聞こえてきそうな錯覚を感じる。

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自治会では集会や懇親会、こうした地区内の葬儀も営んでいる。

数年前までは全て地区内で営んでいたが、過疎高齢化で地区内の人が出来ない部分を葬祭業者が依頼を受けて営んでいる。

今回は祭壇を持ち込み、葬祭儀式、受付の依頼を受けて執り行った。

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会場の外は先日の豪雨被害で氾濫している谷川の仮復旧で重機が来ている。

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道路に流れ出した木材や、土砂を取り除き、谷川の土砂を掘り上げて流れ道を確保している。

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谷川が氾濫して付近の水田には土砂が流れ込んでいる。

 

今日の葬儀の合間で聞いた話では、近くの集落で山が崩壊して人家に被害が出たところもあるとのこと。

今日の葬家も実母が亡くなり、喪主は平野部で生活している。

 

限界集落化の現実が加速度的に迫ってきている!!

今回の豪雨災害は、離村を加速させそうだ。