”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

触れる美術館 至福の一日。

今日の当地は台風の影響か、曇って時々霧雨が降り気温も20℃

代半ばなので、心持ち一息入れられる感じだ。

友人が軽トラックと剪定バリカンを借りに来て、コーヒーを飲み

ながら雑談したら、彼の同級生が手術して3カ月入院していて退院

したらしいが、他の病気もあったらしい。

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霧雨模様なので休養日として散髪に出掛けた。

1時間待ち時間があり、近くの久し振りに行った店で先に昼食

を済ませた。

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この店は以前から庭が美しく、入口には錦鯉の水槽があり

以前よりメニューも若干変わり美味しく頂いた。

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散髪を待つ間に新聞で近くの美術館の案内があったので、先日

から興味があったので行った。

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入って正面は、法隆寺釈迦三尊像だ。

今回の展示品は、触れて、写真も写せる。

「クローン文化財」展で、丁度は入った時に主催者の説明が始

まりラッキーだった。

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法隆寺は4年前に四国遍路で高野山から東寺に向かう途中で、

中学校の修学旅行以来で訪れていた。

その本物と違う点があり

1、大光背にあったとされる飛天が取り付けてある

2、脇侍が左右入れ替えてある

 (本物は修復のどこかで反対のまま国宝になっている)

3、中尊の髪(頭の後ろのを前に移していて、本来のものを復元)

「読経が室内を巡り」「寺特有の香」も後に残らない物が漂って

いる等の説明を受けた。

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敦煌莫高窟の第57窟も再現されていた。

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アフガニスタンバーミヤン

タリバンが破壊した石仏も展示されていた。

テレビのニュースで見ると砂漠の中か? と思っていたが、周囲は

オアシスで緑豊かで農業が営まれている。

バーミヤンの石仏がタリバンに破壊されているが、過去の歴史では

別の遺跡の壁画をドイツの研究者が剥いで持ち帰り、戦争の空襲で

殆どが消失した事。

近代のインフラ整備の際に遺跡が簡単に破壊されていった現場等

の写真もあった。

 

このシルクロードの地点は、私は何故か惹かれるし行ってみたい

場所だ。

今日はいい休養日で心豊かになった一日だった。