昨日の朝のNHKラジオで「コロナ禍での不要不急論」を報じていて、興味深く聞いた。
コロナ禍の外出自粛下で「ヨーロッパでベランダから声楽家が屋外に向かって唄っている映像」で”文化の違い”を感じた・・・と。
兎角日本では、経済優先で「文化は遊び・・」との捉え方で、この緊急事態時に歌を歌っているとは・・・!と非難されている事に「文化の違い」がある・・と。
これはスポーツ、芸術にも表れており、
「不急ではあるが、不要ではない」
今日のNHKTVで、北海道のニセコと富良野に外資が不動産開発をしていて 、一見華やかに見えるが両地区には明暗があると
行政の長期を見据えた計画が あるか? ないか?の様にみたが・・。
当地区も「山間地で経済活動が低く、雪も降る不便な地?」 と
しかし、海外から見る日本は「田舎、山間地」に営みがあってこその「美しい日本!」と思っている。
四国遍路のお寺は多くが山間地や僻地にある。
そこを訪れる各土地々々が、最初に廻った7年前と比べるとかなり荒れてきたように感じる。
海外で巡礼した人がブログを公開していて読んでいるが、四国遍路で歩くと「毎日何キロ歩く」とか「何日で満願する」とか、お寺でも「読経して納経して次のお寺を目標」に歩いているが、海外や外国から来たお遍路さんは、お遍路そのものやお寺のある空間を楽しんでいる・・・と。
そういえば、私も最初の動機は「日本の本物の文化はお寺に・・」と始めたが、いつの間にか「お寺巡り」を目標にしている・・。
コロナ禍で、人の価値観や生き方に変化もみられるようだが、やっぱり
「経済優先」の様だ。
地方が決して「不要ではない」と思いたいが・・・・。