”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

愚策「Go To トラベル」

先日四国遍路で宿泊予約すると、自動的にGo To トラベルの対象になる。

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お寺の賽銭箱の前には「お賽銭はダメ」と張り紙をしたお寺もあった。

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お寺で販売している「お守り」などには使えるらしい。

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宿泊したホテルで対応が違い、先月行った所では本人確認の為と「免許証」を提示させられ、中にはコピーまで取る所もあった。

今回最後に泊った所は、予約した内容で全て手続きが出来ているとの事。

 

支払の時に割引の多額さに驚き、2日間限定のクーポン券が渡される。

 

前回も感じたが、どの宿泊施設も飲食店も「検温」「手指消毒」「間隔を空け」

コロナ対策がしっかりされていた。

こちらも普段は無縁の「マスク」をしっかりして、手指消毒があれば必ずした。

 

Go To トラベルは、当初コロナ禍が終了した時点で開始すると聞いていたが、所管官庁と族議員のゴリ押しで予算額ありきで始まり、単なる国の金のバラマキが開始されたに過ぎないのでは?

結果は「国民の気のゆるみ」を促し、行動力があり症状の出ない若者によって全国に巻き散らかしたに過ぎない気がする。

医療現場の壮絶な状況がようやく報道され始めているが、こんな真逆の政策を出されては「やってられない!!」と感じるのでは? と想像できる。

 

そして、こんなに無謀な値引き効果を出せば、補助金が無くなり正規の価格になった時に反動減になるようにも感じる。

 

私は自分に見合った価格帯の宿舎を使い、自分の趣味の四国遍路を続けるつもりなので、補助金で割引されてどうのこうのは無い。

こんな無駄遣いに国の金を使わず、医療を担っている現場の方々が報われた感が持てるところに使うべきでは?

 

国の第3次補正予算案に、またもや「国土強靭化」予算が組まれている。

必要ないとは言わないが、当初予算で確保してあるのに・・・だ。

これらは全て国の借金なのに・・・・。

昨日のスガ総理の記者会見にも・・唖然とした。

 

「GoTo トラブル」も「アベノマスク」同様歴史に残る「愚策」では?