”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

行った!行った! おばさん

今日は昨日まで裏山の木を伐採した枝葉の焼却を予定していた。

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昨夜一時かなり強い雨音がしていたので、計画通り焼却出来ると目を覚ますと、雨は上がり少し風があるので、草に雨露も見られない天気だった。

湿気のある曇天だったので、枝葉を燃やしても類焼する事は無い!

と思ったが少し風も出、丁度施設に入所している叔父夫婦の件で、施設へ行く用件も出来たので「安全」を取って中止した。

ついでに他の用件で出掛け喫茶店タブレットを開くと

「一年前を振り返って」と

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写真が開かれた。

そういえば、ドイツに行っていた。

行った目的は、40数年前に初めて県の招致事業のメンバーで行き、このロマンチック街道沿線を自治体や農家、民宿、福祉施設等視察しながら、昼食も夜の食事も行く先々の特徴ある美味しい食事、ビール工場の煙突が見える場所で飲む各地の地ビール、ワインも色々な種類を飲み今でも印象に残っている1週間で、当時は殆ど日本人は見ない本当の西ドイツを見た気がしていた。

期間は2週間で、ロマンチック街道からウィーンを訪れ、フランスは2泊3日で丁度夏時間から冬時間に変わる体験をし、デンマーク5日間の内2泊3日はホームステイだった。

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が、20年後の平成5年のバブル期に職場の先輩の同伴で、今回の様な日程でロマンチック街道を訪れ、その良い印象のドイツがすっかり崩れてしまったので、昨年に「未だ行ける体力があるうちに」とJAのツアー募集で行った。

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フランクフルトからミュンヘンまで、毎日バスに乗り

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毎日古城を巡り・・・・。

そんなに城に興味もないので・・・・疲れた!!

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行った先々で「当地の代表的な料理」と言われて

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出されるままに食べたが・・・・

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今冷静に40年前と比較してみると、食事が「今2つ!」だった様に思う。

 

当時は若かったし、毎食が珍しく、ハンガリー料理なども全てが豪華で美味しかった。 勿論様々なビールもワインも!!

今回私は是非飲みたかった、当時日本式に言えば「どぶろく風ビール」と紹介されたビールを頼んだら、参加者の皆さんも次々に注文していた。

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只、朝食はどのホテルも美味しかった。パンも。

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何よりも、ピッチャーで出るコーヒーが美味しかった。

40年前に、このコーヒーを毎日飲んで「本当のコーヒー」を知った。

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そして最終日にオプションツアーをキャンセルして、一日自由行動したミュンヘン

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街角の喫茶店で飲んだコーヒー

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広場の一角の鮮魚店

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店内で食べた焼いたエビと貝。 19%(?)の税率と食料品の軽減税率

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ストリートミュージシャンの自由さ

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是非行きたかったホフブローハウス。

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内装も生演奏も当時と変わらなかった。 大ジョッキのビールも。

40年前は夜食事に来て、日本人と分かって「荒城の月」を演奏してくれ、同行の保母さんが唄い「ジャパニーズディ!!」として歓待して貰った。

地下に移動しNatoの軍人さん家族と大変盛り上がって飲んだ。

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この最終日で、何とか満足いくドイツを満喫して「良いドイツ」のイメージが残せた。

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今回こうしたツアーで初めて行ったが、押し付けの観光地巡りの辛さ。

食事もガイドさんから「当地の名物だ!」と言われて出されるが・・・・

40年前とは雲泥の差を感じ、旅行代金の安さの秘密が分かった様な・・・。

 

今回私はセーター1枚新調して、殆ど普段着で参加したので「参加回数の多いおばさん」からは「初心者!」と見られらしく、食事の際同席になったそれらの人から「初めてですか?・・・」の様な話しかけをされた。

「このコースは3回目です」と答えると

どの方も「何処どこに行った!」「何々を食べた!」と限りなく聞かされ、挙句は国内もツアーで訪れていたようだった。

私は「行った!行った!おばさん」と言っていたが。

疲れた!。

 

海外は外国語が自由に出来ないので、今回ツアーで行ったが・・・。

やっぱり自由が良い。

と改めて思い出した一日だった。

 

そして、今コロナ禍になって見ると・・・いい時に行った!!