”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

異なる世界

今朝はかなり冷えを感じる。

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薪小屋の温度計は-4℃を示しているので、寒いのも納得できる。f:id:asmane:20200403181400j:plain

早朝は芝の上は白く霜が降りている。

午前中は友人がホウレン草などを持って来てくれ、雑談をしていたら事務手伝での来訪もあり一緒にコーヒーを飲みながらの雑談をした。

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午後気温も上がり陽も射してきたので、昨年秋に伐採した枝の始末に向かった。

昨年まで10年間春から秋まで、借りてきた子牛を放牧していたので、綺麗に草を食べて野芝になっている。

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家から裏山に向かって上がる道も野芝になって

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山裾も牛が綺麗にしてくれている。

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墓の脇に植えた枝垂桜が、春の陽光で鮮やか輝いている様で、やっぱり桜は晴れ間が似合う。

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世界中新型コロナウイルスで外出や多人数集会の自粛を求められているが、こうした作業をしていると「他所事!」だ。

チェンソーと鉈で始末して

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運搬車にほぼ1台になって持ち帰った。f:id:asmane:20200403181740j:plain

帰りに見る地区内の田園風景は「絶景!」だ。

が、山間地の将来を考えると・・・・・・・

いつまでこの光景が保たれるのだろうか・・・・?

 

四国遍路を始めて7年で、今5周目を回っている。

四国遍路は四国を一周するので、遍路で訪れるお寺のある地域を観たり感じたりする楽しみがある。

が、殆どのお寺が山の中や山間地にあり、これまでは人が住んで営みがあるから守られてきているが、この7年で急速に山間地から人が消え、耕作放棄地、廃屋が目立つようになってきた。

 

今回の新型コロナウィルスで、グローバル化で経済至上主義に染まった世界や価値観に変化は生まれないのか?

五感で感じ、太陽の陽を浴びて生きている身には、全く違った世界に見える