”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

国に甘えようや

今日の午前中は、緊急手術で頭に溜まっていた水を抜き、昨日退院した方の見舞いにお邪魔した。

足が動かなくなり休日に受診したら、耳鼻科の先生で整形だから痛め止めの薬を出すから、平日に整形外科を受診するように言われたらしいが、痛くはないので頭を見て欲しいと懇願したらMRI検査を受け、偶然頭の異常が見つかり、その手術が出来る病院を紹介され転院して手術を受けたらしい。

結果オーライで笑えるが、言葉は悪いが「専門バカ」の言葉に従って、後日になっていたら悪い結果になっていたかも・・・・

と考えると、ある程度自分で知識は持っておくべきかな?

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午後は義叔母が、病院から一時外泊の予定で臨家と迎えに行った。

入院して1カ月半になり、このままでは心が折れそうになっており、その懇願ぶりから取敢えず希望を受け入れて1泊の外泊を予定した。

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病院に行くと着替えて 今か? 今か? と待っていたようだ。

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全く動けなくなり入院したが、未だやっと立ち上がる程度で、1泊でも自宅での生活を臨家は大変心配していた。

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自宅へ帰る途中で、叔父が入所している介護施設へ面会に行った。

叔父は気持ちは安定しているが、事前に知らせると余計な心配をすると思って知らせず面会した結果、かなりのサプライズになってしまった。

92歳の叔父と88歳の叔母だが、叔父は入所するときに大変抵抗した為か

その前後の記憶はおかしな事を喋るが、それ以外は日付も含めて二人とも全く正常だ。

叔父は暫く見ない叔母が突然現れて大変興奮していたが、徐々に落ち着いて涙を流しながら自宅に帰る約束を交わしていた。

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自宅に帰った叔母は、両手に杖を使って何とかトイレまでは歩けるようだ。

我々の目的は

「自宅での生活が今の運動機能では困難だ!」

と自分で認識して、施設での生活へ気持ちを転換させるためだ。

 

叔父の元気になった様子を見たので、自宅に帰って落ち着いてから

「少し施設生活をほのめかしたら」

受け入れてくれそうだった。

 

只、若い時から夫婦で真面目に農業だけで自給自足を基本に生活をしていて、今は年金だけでの生活が心配で入院や施設生活を涙ながらに訴えたので、ヘルパーさんやケアマネジャーさんが教えてくれる国の制度を私と臨家で手続きしているから、その心配はせず

「こんな時は国に甘えても良いから・・」

と説明したら、何か安心して気持ちの整理もついた様に見えた。