”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

郷土史家の米作り卒業

最近暖かくなって、あちこちにカメムシがへばり付いている。

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冬季間は薪ストーブにつかう薪に付いて入るので、気を付けて払っていたが春めいて来

てから何処からかやたら出てくるようになった。

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不思議とガラスに引っ付いているが、秋程の元気さは無いがうっかり触ると独特の臭い

が堪らない。

以前は春にカメムシなど見る事はなっかったのに、火箸で捕まえてストーブの中へ放り

込んで焼却している。

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暖かくなって農作業を開始する季節になったので、先ず農機具のオイル交換の為エンジ

ンからオイルを抜いていたら、11時頃に大先輩が訪ねて来てくれた。

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「米作りを卒業した!」と、記念に自分で作ったモチコメを使って、ヨモギも自分で摘

んで餅を搗いたと持参してくれた。

奥さんの実家の弟が平成7年に早死され、丁度首長選挙に敗れた後でもあり甥が未だ未

成年だったこともあり、繋ぎのつもりで50aの田圃を守ってきたが、昨年でその「農業

を卒業した!!」と報告に来たとの名目だった。

研究熱心な方なので、収量が周囲と比較にならない高収量だと地区の人から聞いたこと

もあった。

 

職場の尊敬する上司で首長も1期された大先輩だが、個性が強すぎて議会との折り合い

が下手で1期だけだったが、どの首長よりも見識、実績がある方だっと私は今でも尊敬

している。

 

只、話が長い!。博識で長いので、相手をする者は堪らない時もある。

郷土史家」の様に、地元の調査をしながら行政が調査した古文書の報告書と比較しな

がら今日も話を聞いた。

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四国遍路も1回は自家用車で廻り、今は旅行会社のツアーで廻っておられる様で、私の

明治29年の納経書も興味深く見たり解説したりしながら四国遍路巡りを話し、ツアー

では手に入らない「錦札」を1枚渡したら大変喜んでくれた。

が、話はいつの間にか郷土史家の話題に戻った。

昼になり昼食を勧めようかと思いながら郷土史を聞いていたが、切り出せず結局2:30

まで昼食抜きで聞いた。  ふ~!!

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年齢は92歳のはずだが、背筋も伸びており、今は平野部で2男が開業している個人医院

で同居し、毎週半分は1時間半掛かって軽トラックで実家に帰り、農業を続けて来たと

の事だった。

しかし郷土史研究も時間が足りなくなってきたと認識しており、実家は解体して更地に

して子供の所に行くとも話されていた。

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車の速度は抑え気味だが、92歳とは思えない元気さだった。

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急いで昼食を済ませ、習慣の昼寝もせずにオイル交換を済ませた。

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 ついでにエアフィルターも掃除し、グリースアップもしておいた。 

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 中途半端な時間になったので、気になっていた庭の犬走際に生えている草を取った。

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夕方郵便受けを見ると先日出した木材の明細書が郵送されてきており、総量は13.8tと

あり楢は購入単価が少し高かった。