今回の四国遍路で、あるお寺で古い資料を見せて頂いた。
左は私が持参した納経帳で明治29年に巡拝した時の物で、右はそれより以前の写し
だが版木の物で江戸時代の物らしい。
これは今の納経で、同じお寺での変遷が見えて来て面白い。
私が持参した納経帳の経緯や内容を話したら、当寺に保管されている「江戸時代
の遍路指南書」の本物を見せて頂いた。
余りにきれいに残されていて、私でも一部は読めるし本物の質感から鳥肌が立ち
許可を貰って数枚写真に写した。
現在の様に写真がある訳でないので、所在地から説明しお寺の紹介も言葉で書いて
あった。
発行が文化11年と記載されていて、調べると1814年江戸時代後期だ。
時間と許可を頂ければ、ゆっくり読み説いてみたいものだ。
錦札2枚にも遭遇し今回はすごい体験が出来た。
これが弘法大師さんのお導きか?
南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛