今朝は雨が降っているが気温が冬らしくない。
今日も9:00に集合した時分は雨が降っていたが、コーヒーを飲んでいる間に止んで
きた。
今日は焚口に積んでいるレンガを外し、窯の中の炭を出す事からのスタートだ。
焚口を作っているレンガはもちろん、繋ぎの土も再利用するので丁寧に外して集めて
置く。
中の炭を出すが、前回は全く失敗だったので若干心配もあったが、持った感じや音から
普通の炭がになっているようだ。
1時間余りで全て出す事が出来た。
空になった炭釜に、昨日割った木を入れていくが、窯の中はしゃがんだ姿勢なので
膝や腰に問題にない友人が専属でやってくれる。
窯の底には小枝を敷き対流が起き易いように空間を作り、その上に炭になる割った木
を立てていき、上の空いた空間には少し太めの枝を入れて空間を埋めていく。
昼前には半分くらいまで詰める事が出来た。
午後2時頃には全て木を詰める事が出来、再利用のレンガと土で焚口作りに掛って
いった。
今回は少し膨らましたらレンガが不足して、急遽10個購入してきて完成した。
友人が専属で作るがアーチの形状などに満足しているようだ。
夕方5時頃に完成し、直ぐに点火した。
ここからは私の担当になる。
焚口に熾火を作って一晩窯の中で空気の対流を起こし、明朝から本格的に焚いて中の木
に燃え移らせて密封して炭にする。
この間5日の工程になる。
今の時代「こんな不効率な!」と嘲笑されそうな作業だが、炭の暖かさと周りの木や
土を使い全て自然の中で完結し、二酸化炭素が循環する最先端の技術と思っているが
如何に!!