昨日点火した炭窯は、今朝順調に煙が出ている。
8時頃炭小屋に行き煙突を付けて本焚へ移行する
焚口を見ると昨夜の内に程よく燃えていて、追焚きの木を追加
投入して窯の中の燃焼を続ける
外から見ると順調に煙が昇っていく。
今日の作業開始前に集まってお茶を飲んでいると、この煙を見て勤務時代の
同僚が立ち寄って来て一緒にお茶を飲んだ。
気心が知れた者だけだったので、色々ストレスもあるらしく一気に発散するが
如く喋って帰ったが、我々がその受け皿になっているとすればそれなりの価値
があるのかな?
午後は昨日出した炭の始末に掛った。
やっぱり燃え過ぎたのか、炭が軽く脆くなっている。
それでも良いものを選びながら、10Cmに切り揃え米袋に10Kg入れて
取り敢えず夕方までで7袋70Kg出来た。
今回は2級品扱いで、今回作業した者で山分けして使ってみることにした。
夕方には煙の温度が72℃になり、この炭窯の安定温度になっている様に
思える。
安定温度になると原発で言う「臨界」に達して、中に詰めた木に火が移り
薪を投入しなくても燃え続けるようになる。
この段階で木酢を採る煙突を取り付け.
木酢は煙を煙突に通して冷やして煙突内を滴る液で、
その煙突から勢いよく煙が出ている。
薪ストーブ用に積んでいた台所裏の軒先の薪が、今シーズンの10月から
使い1か月半で無くなった。
これからは薪小屋の「先入れ先出し」で、
3年前の秋に伐採し、2年前に割って積んだ薪を使う事になる