昨日友人がコウタケを5~6本採ったと聞いたので、今朝私の秘密
の場所へ行ってみた。
祖父が作った竹籠、熊除けに胸にラジオ、腰に熊鈴、携帯電話、
デジカメ、そして四国遍路の際に室戸の浜で拾った木の枝を杖に
して裏山に向かった。
放牧している牛が、熊鈴の音に反応して「「怪訝そうな顔」で見
つめている。
裏山の尾根を越えて降りた場所に、獣が虫駆除で土浴した場所があ
り、水の溜まった場所と土だけで体を擦り付けた場所が出来ており、
昨夜もここに来ていた様で新しい。
よく見ると爪の様な跡もあるので、熊とイノシシが使っている様だ。
その場所を横切り秘密の場所に向かうが、楢の木に立ったままで
キノコが生えている。
近年楢枯れが目立つようになってきて、何本も倒伏している。
5~60年前までは、山は「炭の材」「薪」「家の建築木材」「田や
牛の敷草」等貴重な場所だったが、今は見向きもされない場所に
なって、手が入らず木が更新されないので荒れ放題だ。
松は毎年松くい虫で枯れた木が新たに倒れている。
本命のコウタケは無く、山の現状の観察を2時間した散策だった。
昨年8月に積んだ針葉樹の薪が3.8㎥位あり、隣町の叔父が風呂の
追い焚き用に使うと言うので届けた。
1昨年薪風呂を高齢になり薪を用意できなくなり、給湯機を付け
て風呂に入れるが体が温まらないと言っていた。
特にこれから寒くなると風呂から上がった時に寒く、薪風呂の様に
風呂から出た時に汗が出るほどの暖かさを欲しいと言って、この
薪を追い焚きに使うと言っていた。
1昨年は桧で今日は松、杉、桧などの針葉樹を軽トラックに2台あり
届けた。
コンパネで囲いをして目一杯積んでは運んだ。
午後2時前に行ったら、午前中の薪をほぼ積んでいた。
これで2年分位あるらしい。