”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

どうするつもり

昨日の朝日新聞が、日本の政策の負の面について「林業公社」と

「国の負債」を報じていた。

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林業公社については、地方の林業に携わる雇用に一定の効果は

あったとは思う。

地方の森林組合の事業は、これらの受託で殆ど100%賄われて

おり、全て補助金でビックリした事がある。

私の持ち山もこうした事業で造林しているが、負担金は殆ど

無かったと記憶している。

伐採して売る時期も、いつだったか80年に繰り伸ばした契約書

に押印した。

その時には私は既に居ないが・・・

目的が山を活かす事ではなく、如何に事業を取り込むかで、

皆伐、同一種の植栽。

針葉樹だけの植樹が批判されると、広葉樹を植樹。

しかし、内容は桜を密植。

政策の検証等されていない。

それに公社は県職員の天下り先でもある様だし。

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国の財政の酷さは、もうどうにもならないのでは?。

バブル崩壊後から、景気対策とかで毎年毎年「〇〇事業」

「△△事業」「〇〇△△事業」と同じ様な名前の事業が

景気対策と称して赤字国債を使って乱発され、今も同じ

様に続いている。

 借金は返すものでは? 国は放棄したのか?

 

東日本震災の後の国会中継がラジオで流れて聞いていたが、

算額の増額だけを競い、結果自らの手柄の様な質疑だけ

だった記憶がある。

結局はすぐ目に見える「公共事業」の積み増しだけだった

と感じていた。

案の状「馬鹿な無策な巨大なコンクリート堤防」

これで人が戻るのか???

そんな海辺の町に魅力があるの?

申し訳ないが、私は行きたくない。

 

本来政策の検証は、国会の決算委員会で行うと時々言う議員

がいるが、何時の間にか見えなくなる。

検証なしにザルに無駄金が流れている様だ。

我々農村にも無駄な垂れ流し金が、毎年交付されているが、

これで決して農村、農業に未来がある訳ではない。

単なる政権の機嫌取金位の物だとよ~く分かっている。

 

原発事故を起こした責任から、再生可能エネルギーによって

新しい産業を興す政策なり、東日本大震災を逆手に取った

インバウンドで訪れている外国人が求めているような「東京」

と対局な「日本の田舎文化」の地方再生等・・・

進めて欲しかった。

 

今は「太鼓持ち議員」と「出世目当て忖度官僚」しか重用されず、

無責任先延ばし政策のオンパレードなので、何れ日本は3流以下

の国になりそうな恐れを感じている。

野党は離合集散で、いつか聞いたような名前を付け替えているが、

こんなことにどれだけの国民が関心を持っているだろうかな?

 

自己防衛はどうすれば・・・・。