今日は午前中から雨が降るとの予想だったが、降りそうも
ないので、昨日の続きの山への電気牧柵張りに入った。
つつじが咲き始め7~8部咲きになっている。
以前のこの付近はつつじが大株になっていて、道路から見
るとかなり見事に見えていたが、牛の毒になると聞き大部分
を切ってしまった。
しかし良く牛を観察していると、毒になるような草や木の芽
等は食べない様で少々後悔もしている。
山の中は立木を利用して、冬の間に降ろしていた電牧を張って
歩いた。
8年になるので、電牧の内の笹は殆ど食べていて、外と違いが
良く分かる。
裏山から見る耕地の景色は好きだし、水田に水を入れる前で躍動
感を感じるが、四国遍路で歩く近年の山間地域と同様に行く末に
不安を感じざるを得ない。
1,000軒の空き家があると報じている。
時々しまなみ海道を走るので通過しているが、空き家がそんな
にある事が日本の将来を見ている様だ。
東京一極集中が顕著になって来ているが、本当にそれだけで
いいのか?
日本の魅力は、こうした農山村の手入れの行き届いた景観は
「ホッ」とする魅力を感じるが・・・・。
これから10年間で一気に衰退しそうな憂いを感じざるを得ない。