”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

日本人の価値観

今日も昨日の続きで牛の放牧用の電気牧柵を張った。

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気温は20℃前後で暖かく天気も良く、ぼちぼちの作業

だが膝の具合が良くない。

毎日朝食後筋トレも併せて1時間続けているが、血液の

検査で判明する数値はすこぶる良いが、膝の強化はおも

わしくない様だ。

先日のNHK健康教室も見ていて、先生が1日の膝の強化

運動の目安は「10回を3セット!」で数種類。

簡単に言うが、実践するのは中々難しい。

出来ないから改善しないのだろうが。

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隣接する近所の畑も放牧して欲しいと頼まれて一緒に

している。

取敢えず畑は囲う事が出来た。

父の時代までは、隣接した近所方も畑で全て農作物を

栽培していた所だが・・・・・・。

少し山にも入る様にしていてそこは後日になった。

膝は下りや不整形な所を歩くのがきつい。

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今朝の朝日新聞に「高齢者はどう生きるか」で掲載され

ていた、森永さんの「70歳まで働く人生幸せか」に共感

した。

今の政権は経済成長のために

「1憶総活躍!!」とか「高齢者の定義を70歳に・・」

とか、年金は70歳から受給すると割り増しとか・・・。

声高にアピールして選挙も勝ってきた。

森永さんの「日本人の男性の健康寿命は72.14歳。70歳

まで働いて働いて、2年後に介護施設に入る。あるいは

無理がたたって数年で死ぬ。

本当にそんな生き方が望ましいのか?

年金は下がっても65歳から好きなことやる社会。

どちらが望ましいのか・・・」と

 

私の同級生にも年金すら貰わず既に逝った者も多い。

私は自分なりに、仕事で自分の目的とやりがい、満足感

を達成したので定年前だったが退職した。

森永さんの主張に沿った定年後を田舎で過ごしているが、

山間地の衰退が急激に進んだ様に感じる。

 

40年前に行ってホームスティをした、デンマークの田舎

は魅力的だったが、今の現金拝金の日本に福祉対策の進

んだ北欧には学べないものか?

今日はふとそんな思いで作業をした。

 

日本人の「価値観が変わらなければ・・・・」かな。