今日から自家製の味噌作りで、今日は午前中の作業だ。
昭和60年頃に出来た、公共施設の農村環境改善センターの
加工室での作業を行った。
4人一組で他のおばさん3人との共同作業で、今日はそれぞ
れ自家製の米6升を2日間水浸して持ち寄り、これを蒸し
てから麹菌をまぶして室に入れる作業だ。
麹菌は、米を蒸した後しっかり冷ましてからまぶす。
その際は米に傷つけるような要領で混ぜまわすものらしい。
そうする事で麹菌がしっかり米に回るとの事だ。
専用の布で包んでナイロンで覆い、温度管理された室に入れ
て24時間麹菌の繁殖を待つ。
大豆はしっかり洗って水浸し2日後に使う。
この大豆は、今回お世話になっている方が昨年生産された物
を購入して使わせてもらう。
この自家製の味噌は、市販品に比べ「コク」や「旨味」が違う
らしく、この味を知る子供は市販品は「旨くない!」と言うら
しい。
今日の皆さんも、孫がこの味噌を使った味噌汁を好むとの事だ。
この施設が出来た頃は、県の農業改良普及員の指導で、農村の
塩分を抑える事も一つの目的だった。
当時、母も気の合う4人で冬に作る事が毎年の楽しい行事の様
だった。
正に「手前味噌」だろうが・・・・。