今朝は時折小雪がチラつく寒い日で、県境の山は
雪で白くなっている。
昨日と同じメンバーで、午前中は炭窯の戸口を構
築した。
煉瓦も土も繰り返し使い、土を練って煉瓦と隙間に
は石も組み込んで積み上げる。
炭焼きは、全て自然に由来する材料だけで作る。
環境にやさしく、暖かさは人にやさしい。
徐々に積み上がり、この作業も得意とするメンバー
が受け持っている。
最後は煉瓦も土で覆い隠して完成する。
私は煙突部を担当し、前回塞いでいた煉瓦を外し
最初は板で塞いで蒸し焼き工程の後煙突を設置する。
昼前に点火した。
夕方まで煙突を立てずに、中の木を蒸し焼きにする。
午後は昨日出した炭切り作業をしたが、手前の道具
は半世紀前まで使っていた物で、鋸刃が既に無い
のが難点だ。
それと今回の炭は脆く、接触する際に音が鈍い。
重量感も無い様な気がする。
なぜだろう???
取敢えず3人とも少し持ち帰り、使ってみる事にした。
前回採取した「木酢」もペットボトルに移し替えた。
1年振りに炭小屋から煙が出ている。
これからの火焚きは私の担当だ。
いい匂いがしだした。