”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

価値観が変わらなければ・・・・

先日総務省が「東京圏1極集中進む」と統計結果を

発表した。

f:id:asmane:20180131182208j:plain

地方に暮らしていて実感し、四国遍路や時々訪れる地で

も急速に過疎化が進んでいる事を感じる。

 

昨年1月、雪で飛行機が欠航になり東京で急遽2泊3日余計

滞在したが、地方の空気と全く違う気がした。

これ幸いに1日目は寄席、2日目は築地へ行った。

毎日日替わりで楽しめる場所で、刺激的でもあるが・・。

只、田舎者にはどこか落ち着かない。

 

政府は「地方創生」とかで地方移住等様々な「看板」と

「掛け声」はしているが、所詮霞が関の上から目線だけだ。

総理が時々地方の事例を最もらしく喋るが、所詮選挙目的

の票としか見ていないのだろう事が見える。

 

野田総務大臣が「力ずく政策ではダメだ!」と新聞記事で

読んだ。 その通りだと思う。

今の補助金政策は、学校の成績優秀だけの官僚と票の欲しい

議員が「地方」をレッテルにした政策を、次々変わる看板に

塗り直してばら撒いているだけなので、成果を期待する方が

空しい。

議員など東京に生活拠点を持っていて、選挙だけの地方在住だ。

そんな者に現実は分からないだろうと思うが・・・・。

 

経済、経済と言っている限り、首都圏なら容易に仕事に

付かれるし金も回る。

しかし、以前の様に「総中流」で無く、格差が拡大して

今はそれが見えるのが違う気がする。

f:id:asmane:20180131184504j:plain

朝日新聞の「経済気象台」の記事だが、企業が「環境保護

「社会的貢献」「2酸化炭素排出削減のためのグリーン投資」

の様な企業価値の高い経営が主流となって、従業員に波及し

ひいては一般国民に浸透するのでは?

その行き着く先に、「金でなく、生き方や価値観」が変わって

始めて首都圏以外での価値が分かって来て、田舎に住む者もでる

のでは?

 

エネルギーなど生活インフラの自給自足生活をしていて、

その事その物が楽しく感じている今思う事だ。