今年の年次報告書が届いた。
このプロジェクトの設立が新聞記事に掲載され
た時に、ネットで検索してささやかだが寄付を
させて頂いた。
私は震災の前年に退職して、次の世界の楽しみ
に踏み出している時だった。
中継されて、これが「未曽有」と表現する災害
だと震える思いがした。
映像を見ながら「逃げてくれ!!」と叫んでいた
が、多くの方々が犠牲になられた。
ご冥福を祈るしかない。
膝や体力に不安があり、とてもボランティアには
行けないので、震災後行政からの呼びかけに、あ
りったけの毛布やタオルを送らせてもらった。
私も役場に勤めさせて頂いていて、その同じ職種
の多くの役場の職員の方々が犠牲になられた。
1年経過した頃、NHKラジオを聴きながら生活して
いたが、被災地から是非現地に観光でも良いから
来て欲しい。
との投稿が多数あった。
居ても立ってもいられない気持ちで岩手県を訪れた。
大槌町の役場職員の方も犠牲になられており、庁舎
を訪れ手を合わさせて頂いた。
年度末に震災が発生し、私の様に定年退職を迎える方
もあったのでは?
とかも思うと涙が出るし、自分の境遇が申し訳ない気
もした。
この時に現地で「大防潮堤」の話も聞いた。
その後の報道を見ていると、素人が軽々な事は言えな
いが、現地で感じた力ずくでの津波対策に??だった。
そんな時にこの「鎮守の森プロジェクト」の記事をみ
て賛同して寄付させて頂いた。
是非こんな夢を感じ、地元の人が参加できるプロジェ
クトが広まって欲しい。