当地は5月連休あたりから田植えが始まる。
私は苗作りと田植えを大規模農家の方にお願いして
おり、5月10日以降で計画との事だ。
田植えまでに2回代搔きをして準備をしておく必要
がり、2日かけて1回目の荒代掻きを終えた。
3人共同所有のトラクターに乗って作業しているが、
気になる事がある。
30年位前には、水を張って代掻きを始めるとケラ
が出てきて、それをつばめなどの鳥が来て食べてい
た。
いつの頃からか、ケラがいなくなり鳥も来なくなっ
た。
数年前から、この時期になると白つめ草の白い花が
咲き、ミツバチが多数来ていたがいなくなった。
この原因は、稲のカメムシ駆除のニコチノイドが含
まれる農薬で、EUでは禁止されているらしいが日本
では禁止されていないと新聞の報道にあった。
有機、無農薬栽培の作物が良い事は承知しているが
高温、多湿の日本で出来る? が私の実感だ。
出来るだけ農薬、除草剤は使いたくないが、必要最
小限は使っている。
現実に手作業で暑い夏の田圃に入って腰を屈め、何
回も草取りをし、虫に食われた米を収穫するわけに
はいかない・・・・・。