”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

ドイツの風景と出来事

 ドイツのフランクフルトに夕方着いてホテルに入る前に、

添乗員さんが部屋に入ったら

1、部屋の鍵は掛かるか?

2、洗面所、トイレ、バスは正常に使えるか?

を先ず確認して、異常があれば連絡して正常になってからくつろいでくれと注

意が!

先進国ドイツで?

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と思いながら部屋に入って確認し、バスタブに湯を入れると「黄色い湯が・・・・!」

良く見ると黒いゴミも・・・・

一旦捨てて再度給湯したら、透明ではないが少し色が付いた程度になったので

入った。

翌日どの部屋も同じだったようだが、日本なら大騒ぎだろう・・・・。

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 翌朝の朝食はバイキング形式だが、これは大変美味しかった。

そういえば41年前に来た時に、この朝食の際「ポットに入れたコーヒー」を

テーブル毎に出してくれるが、このコーヒーで初めて「美味しい」と感じて以

来、コーヒーを好んで飲むようになった。

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現地では4日間専用バスで移動したが、車体に各国の言葉を書いてあるが日本

語は車体後部にあり、漢字で目立つ位置は中国語だった。 

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41年前にアウトバーンを初めて走って感激したが、今はドイツが統一されて

からは旧東ドイツを重点的に整備していて、旧西ドイツの整備や修繕は遅れて

いるとの説明だったが、対向車線でようやく整備された当地とは水準が違い過

ぎる。

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最初の古都リューデスハイムを歩いたが、100年も前の建物を修繕、改修し

ながら景観を守っているので観光資源になるが、日本の様に安作りで統一性の

無い建築物の違いをまざまざと感じる。

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 今回ミュンヘンまで移動したが、周囲は殆どこうした整然と耕作されている

農地が続いていた。

これも日本の荒廃が加速している農地との違いが歴然としている。

民主党政権の時にこの農地政策を参考にしたと聞いたように記憶しているが、

41年前に来た時と変わらない魅力ある農地が続いていた。

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昼食は41年前に来た時に「どぶろくみたいな白いビール」と紹介されて飲ん

でいて、それ以来のビールだが「バイチェンビール」が正式な名前の様だ。

私が「どぶろくみたいな白いビール」と飲んでいたら、皆も注文して飲み始め

て「美味しい!」と。

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農地に風力発電も多く見かけた。

日本で10年前に始めた「固定価格買取」は、このドイツを真似たもので、今年

から一気に買取価格が下がるが「今ドイツは?」 聞きそびれた。

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41年前に 第2副市長から「環境と景観政策」を聞いたハイデルベルクにも

夕方着いた。

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相変わらず美しい街だ。

が歩きたばことその投げ捨てが気になるが、全体とコンセプトを感じる。

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この景色は今も鮮明に記憶していた。

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今回は川沿いに降りて、城から見た橋まで行き

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逆に橋から城も見たが、どこも絵になる

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散策後の夕食で、ここでも「どぶろくの様なビール」を

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この魚は美味しかった。

変わらない街と農地の景観は、手入れがされているから魅力的だが、日本の廃

れゆく農村景観との大きな違いを感じた。

この違いは何処からか?