昨夕は、8日朝檻に入っていたイノシシの解体をした。
いつもなら捕獲者と私で捕殺するが、連絡は受けていたが遠出していたので、近所の
3人で1昨日捕殺して水路に浸け水洗と冷却していた個体だ。
私たちは放血死させるので、肉に血が残らないので独特の臭みがなく好評だ。
今年になって18頭目で、体長1.6m、体重60Kg超の♂の大物だった。
内腹にはダニが多数付いて血を吸っているが、免疫のない人間や牛は命の関わる事にな
るが、こうした野生動物は免疫が遺伝していて健康そのものだ。
夕方集まったもので皮を剥ぐが、1昼夜流れ水で冷やしていたので処理もしやすく、
皆も慣れて一気に剥いでいった。
只、内臓の始末は2人の専門者が担当していて、丁度皮を剥ぎ終わった頃に帰って来て
始末してくれた。
この膀胱は弾力があるので、我々の様に頻尿ではないだろうが、特に膀胱は裂けない様
に注意が必要で我々には技術が無い。
解体は場所を移して、ブロック毎に切り分けて行く。
今日の参加者は8人で肉は山分けし、肉以外は希望者が貰っている。
スペアリブは一人の人が希望し、私はこれから薪ストーブシーズンなので、背骨や足の
骨は希望者が無く薪ストーブで焼いた煮たりするので全て貰った。
2時間で処理し、肉も骨も小袋に分けてストッカーに入れて冷凍したが、肉は2.2Kgあっ
た。
昼前に車検が終わった軽トラが帰って来た。
担当者が平謝で納車してくれたが、素直に謝り我々も警察で「厳重注意!」処分で終っ
たので、私も最初に少々乱暴な言葉で電話した事を断った。
牛は昨日から十分すぎる草を運んでおり、午前中は親戚がサツマイモのツルを軽トラで
持って来てくれて満腹状態の様で、運搬車で草を運んでも遠目で見ていて、直ぐには寄
り付かない。
近くにも来たが触られるのを警戒してか? 尻を向けている。