”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

イノシシの仕業と知恵比べ

 今朝は雨が降って気温が高くなっている。

昨夜は薪ストーブの中でイノシシの肉を焼いて食べたが大変旨く、血抜きを疑って

失礼しました。

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 午後友人宅へ向かうと県道の脇で土を掘り返した跡が見られる。

友人が昨年からイノシシ対策の電牧を張ったり、今春にはワイヤーメッシュを張って

山からの浸入防止を図らねば・・・と言っていた場所だ。 

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 電牧を張るために近所と共同で笹を刈ったり立ち木を伐採して、ワイヤーメッシュを

張る準備をしてある場所をやたら掘り返している。

かなり深く掘っている箇所もあるが、何を食べているのだろう? と気になる。

友人も薪風呂なので、伐採した木は薪にするよう玉切りもしている。

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 友人宅でお茶を飲みながらの話題で、彼曰く「この近くをイノシシが住み家にしていて

いる為にこれだけ掘り返す!」 と言っていたが・・・。

水路があるので早めに対策をしないと、水路に土を落とされると泥上げが大変になり

そうだ。

それにしても、ここ2~3年前からイノシシが周年田畑を掘り返すようになってきた。

数が増えて食糧難になった為か? 人間に馴れたためか?

 

何れにしても被害を食い止めるためには、捕獲が最も効果的で色々な罠や捕獲檻を設置

しているが獲れなくなってきている。

 

最近のテレビ番組でイノシシ捕獲を番組を流しているが、当地では警戒したり学習して

いて、檻の様子を防犯カメラで映した映像では、親が檻の入り口の前で横になり子供が

入らない様にしていたとか、捕獲檻の中にイノシシが入って触ると扉が落ちる仕掛けの

紐を電牧の線と警戒して檻に入らないとか聞いた。

くくり罠も、通り道に設置して土や落ち葉で隠しておいても、その落ち葉や土を除いて

罠を露出させている場合もあるとも聞いた。

 

我々が想像する以上に知能や感覚が高いらしく、知恵比べになってきたようだ。