今朝の当地は1㎝程度雪が積もっていた。
この程度の積雪は風情があって良い位で、一日チラチラ雪が降っていた。
朝食後運動し新聞を読んでいたら、数年前から木を貰っている勤務していた当時の先輩
がお茶飲みにやって来て、薪ストーブの前で他愛のない雑談をした。
彼は母親の介護がかなり長期になっていて、時にはこうした気心が知れた同志での息抜
きが必要だろうし、来てくれる場所に選んでくれている事もそれはそれで有難い気がす
る。
午後は3人共同で使っているトラクターの「免税軽油申請」の事務作業をした。
軽油の量は200リットル程度だが、軽油税分も含めて徴収して積み立てておいて、トラ
クターの経費に使っているが結構重宝できている。
確定申告で集計したデータで、電気代が6万余円でガス代が3.8万円だった。
夏にもエアコンは必要が無く、太陽光発電で昼間の電気は自給している。
暖房は「炭の掘りごたつ」と「薪ストーブ」で、「風呂も薪」なので電気や灯油は殆ど
必要ない。
水道は山水を浄化して使っているので不要だ。
その分こうした「薪作り」作業は必要だ。
薪作りと言えば「斧」を振りかざす様な「人力作業」と思われがちだが、私は殆ど力任
せの作業は無い。
40年位前の父の時代までは、薪作りは「鋸と斧で伐採」し運搬も「人力」で、全てが
力任せの作業だったはずだが、今はチェンソーで伐採・寸切し、運搬車に積んで運び、
薪割りは電気薪割機を使うので「力に任せた」作業は殆どない。
先日ラジオで「シニア世代の労働」について報じていて、都市部に住む定年退職者は、
目的はどうあれ「働き場」を求めておられる様だ。
先日「嵐の解散」会見で「自由になりたい!」と言っていた。
私も退職時に「自由!」になりたいと思った。
自分なりに「やりたい仕事はした!」「仕事によって義務も果たした!」との思いが
あり、「仕事に感謝と満足」を感じて、若干早い早期退職で「束縛されない自由」を
選んだ。
そして、少しづつ自分のインフラを作り、続けるための作業が「仕事」になり、結果と
して「自由で快適」な「時間と空間」が出来た。
作業をしていても「絶対必要な作業」以外は、常にフリーな状態で作業をする事にして
いて、今日の様に予定なく来てくれる人にも「コーヒー」を入れて談笑する事にして
いる。
こうした「作業」と「炎」が友人を引き寄せてもくれているようにも感じている。
社会に直接貢献はしていないかもしれない!
しかし都会では出来ない「田舎暮らしの楽しさと方法」を実践しているつもりで、これ
が私の定年後の生活スタイルだ。