夕べ少し雪が降った様で、薄っすらと雪が積もっている。
そんなに寒くはない。
薪小屋の温度計は-6℃を表示しているが・・。
除雪を終えて休憩していたら、近所の叔父宅から訪問したヘルパーさんが
「叔父の様子がおかしいので来てくれないか?」
「行くけど、私より先に診療所に連絡を・・・」と伝えてから向かった。
叔父宅に行くと反応が無い。
ヘルパーさんが診療所の医師に電話で伝えたらしいが「救急車を!」との事で
救急車を呼んだ。
救急車が到着し、救急隊員は「意識が無い」との一報からドクターヘリを要請している
との事だった。
応急対応の後簡易ヘリポートと向かった。
ドクターヘリの医師の診察を受け、私が医師の問診を受けヘリに同乗して救急病院へ
向かった。
上空から見る景色は雪で白く、道路だけは除雪され黒く映し出されている。
牛の肥育牧場の建物も雪の中だ。
叔父はヘリに乗る前に点滴が始まり、7分後に着いた病院では目が開いて少し反応が
出てきていた。
頭のMRIも撮って診察を受けたが脳梗塞も見られず、徐々に顔色も戻り反応も出て来
て、医師は「点滴だけでこうなった」と少々面食らった様に見えた。
ここ2年位前から、全く反応が無くなってしまい救急要請して、救急車で点滴され病院
で回復するパターンと地元の診療所の往診で点滴して回復している。
水分補給をいつも言っているが・・・・・。
今回も結局「脱水」によるものだった様だ。
前回は8月にドクターヘリで搬送され、今回と全く同じに回復し、今日は3時過ぎ
に燐家に迎えに来てもらって無事帰った。
朝は全く反応も無く、呼吸も分かりにくい位だったのに、治療を受けて帰ったら
「世話になったの~」と笑顔になっている。
こうして早い処置で元に戻すため、高次救急処置できる病院に早く搬送するためのド
クターヘリと思えば、目的が達成された事になるのか?
結果が「単なる脱水症状」と分かると何か複雑な気にもなるが・・・・
不思議な叔父だ!。