”まあまあ自適!!” な山村の暮らしを綴っています

背に腹は代えられないのでは?

今日の午前中は雨の心配の無い好天で、稲の朝露が無くなるまでは

コンバインの格納の為の作業をした。

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稲刈りが終わった日に機械の中を掃除してあるので、今日は注油箇所

オイルを注し減ったオイルを補給し、来年の作業開始は直ぐに開始

出来る状態で格納した。

作業場は柱を1本外して格納しているので、コンバインを入れてから

柱の位置につっかえ棒をして格納完了した。

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バッテリーはー端子を外して完了した。

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一段落して休憩していたら、友人が友達と2人でタケ採りに山に入り

雑タケがあったと持って来てくれた。

本命のコウタケは無かったらしい。

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子供の頃祖父はキノコ採りの名人だったようで、裏山や向かいの山に

行き、毎日大量に採ってきていた。

母が亡くなる数年前に「祖父は採ってきたタケを温泉宿から頼まれて

いる方へ届けていたらしく、仕事から帰った母にバイクで持って行って

くれないか?」と言われて持って行っていたと言っていた。

小学5~6年生の頃、祖父がコウタケ採りに山に連れて行ってくれた。

だがその時は不作で無く「あそこからあそこに生えている」と教えて

くれ、祖父も父も居なくなってからそれらしき場所に行ったが分から

なかった。

ところが3年前に今日来た友人と向かいの山に入り、やみくもに歩い

ていたらコウタケが大量に繋がって生えていた。

2人の籠に満杯になり山を下りていたら、祖父が教えてくれた入口に

出てきて「ア~ ここだ!!」と50年の時の経過が融けた思いがした。

コウタケの生えている場所は人には教える物ではなく、孫の私に教え

てくれていたのだった様だ。

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今日のタケは味噌汁と煮物が旨いらしい。

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午後朝露が無くなったので、明日刈ってくれる採種水田の隅刈をした。

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燐家の田圃は午後から組合のコンバインが2台来て刈っている。

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上流付近でもコンバインが動いており、当地は稲刈りの真っ最中の

様だ。

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昨日に続いて、夕方先日刈っておいた草を牛に運んだ

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が、食わない。

盛んに臭いを嗅いでいる。

刈ってから3回位雨に合っていて、確かにいい臭いはしない。

どうも未だ昨日の良い草が残っていて、それを食べていて空腹では

無い為らしい。

何れ腹が減ればそんな贅沢は言っていられないだろう。

明日の草の減り具合が楽しみだ・・・・。