今日は朝から一日小雨の降る天気だったので、ゆっくり新聞を
読むことが出来て気になる記事があった。
北海道で震災が発生して以来、停電で酪農家の乳牛の1日2回の搾乳が
心配だったが、自家発電機の無い農家には農協が移動式発電機で巡回
しているとの記事が載っていて少し安心した。
しかし、乳業メーカーの工場が稼働出来ないため、搾った牛乳は廃棄
されているとも書いてあった。
今の農業は全て”大規模化”でないと国際競争に勝てないと、酪農に限ら
ず稲作も大規模化を求められている。
酪農はその最先端かもしれない。
自由化の名の下で貿易が活発になる過程で、殆どの国で「農業」が衰退
し、貧困化して農村地域は無くなっていく現実がある。
今インバウンドで多くの観光客が来ているが、彼らの「見たいもの」
は東京のビル群やミニ東京まがいではなく、これまでの「田舎の風景」
ではないだろうか?
その風景を作って来たのは、地域の農林業生産で形作られた景色では?
しかし、都市と農村の所得格差から今急速に失われてきている。
一部頑張っている農業者もいるが、それはごく限られた一部に感じる。
間もなく国産の食材が生産されなくなり、主食の米も輸入米になるの
もそんなに遠い将来ではない様に思えるが・・・・。
こんな投稿もあった。
田舎に住んでいると都市部の映像で、全てスマホを翳して全てが事足り
る社会を映し出して便利で先端的な生活とか見せている。
しかし、何かあるとコンビニに並んで食料や水を求め、スマホの充電で
並び・・・・・。
田舎では家さえ無事なら、停電になっても自給生活で水と米があるの
で風呂にも入れるし食べ物もあるが・・・・・。
冬は薪ストーブで暖も取れるし、食べ物も作れる・・・・。
そんな田舎生活と都市生活を比較してみたが・・・・だ。
一方で総裁選挙が始まったらしい。
野田元総理のインタビュー記事が出ていた。
「3党合意で消費税の使途を決め、10%への引き上げ」を合意した
ニュースは良く覚えている。
選挙に勝つため「勝手に使途を変えても良い物なの?」
「子や孫に希望を持てる日本を残す!」
と言っているが、
「天文学的な”借金”」は確実に残している。
「散々北朝鮮の脅威を煽って」選挙し・・・・
「選挙の公認権を持つ」が故に太鼓持ちばかりの神輿に乗った宰相。
国民の多くは既に飽きているのでは・・・・?
小さな村での内輪の選挙にしか見えないけどな~