排水路の法面の草を刈ったら、畦畔の草が目立つように
なったので天端の草を刈り始めた。
刈る時期は例年と同じ頃だが、周囲が歩行用草刈り機で
こまめに刈るので、いやに目立つ感じがする。
畦畔の天端を刈る機械は9年目だが、法面は刈払い機で刈
る予定でいた。
しかし、どうも膝が痛く少々億劫に思っていたのを見透か
した様に、いつも機械の修理など世話になっているJAが
近所に普及している機械を持って来た。
デモ機だから使って気にいったら購入して!・・と
昼前には左官さんが来てくれた。
母屋の瓦が雪で2枚割れていて、手が空いた時で良いので!
と頼んでいたものだ。
母屋の瓦は、直ぐ治ったらしい。
蔵も庇の継ぎ手部が剥がれていて、ついでに修理をお願い
した。
今はこうした大工や左官さんの様な職人さんがいなくなって、
こんな小さな修理事をしてもらえるのも難しくなってきた。
20年位前までは、色々個性的な職人さんがおられて活気も
あった。
なったと嘆いておられた。
この蔵は今日は下処理して、後日仕上げると1時間程で終った。
午後畦畔の天端の草刈りをしていたら、上流部の山の向こう
から煙が上がっていて、誰かが枯草を焼いているな?
と見ていた。
ところがそれは「建物火災が発生している緊急放送されている」
と近所の人が教えてくれたので、隣家が駆けつける車に乗せて
貰って向かった。
民家ではないらしく少し安堵して、何か手伝いがあればと現場
へ向かった。
ほどなく消防団がやって来てホースを伸ばしているので、近所
で在宅の人は殆ど駆け付けたので、一緒になって折れ曲がって
いるホースを伸ばしたりして、スムーズに放水が出来る様にした。
その後消防署や他地区の消防団、警察等続々やって来た。
一時は風が母屋の方に強くなり心配したが、消防団の素早い
放水で40分位で鎮火した。
原因はお婆さんが建物の近くで枯草を焼いていて、建物に
移ったらしい。
この建物は稲のハデ木を入れた建物で、私にハデ木を再三
ストーブの薪に使わないか言われていたが、乾燥した木な
ので私に収納する場所が無かったので断っていた物だった。
帰り際県道を見たら、消防車を始め消防団員もそれぞれ自家
用車で駆け付けて来ているので、かなりの車輛が止まっていた。
被害小で何よりだった。